ホーガン11年ぶり日本マット登場

 「WWE」(11日、両国国技館)

 7年ぶりに来日したハルク・ホーガン(60)が、11年ぶりに日本マットに登場した。特別ゲストとして大歓声で迎えられた超人は、「イチバ~ン」と人差し指を突き上げてリングイン。テーマ曲「リアルアメリカン」が鳴り響く中、手を耳にあてるおなじみのポーズで観客を熱狂させた。

 03年10月13日の新日本・東京ドーム大会で蝶野正洋(50)をアックスボンバーで倒して以来の日本のリングは心地良かった。マイクを手にしたホーガンは「オレはここで猪木、アンドレ・ザ・ジャイアント、藤波、長州力、タイガー・ジェット・シン、スタン・ハンセンたちと戦ってきた」とかつてのライバルの名を挙げて場内を沸かせると、「WWEには今、世界王者のジョン・シナら素晴らしい選手がいる」とアピール。そして、何度も「サンキュー、ジャパン、ソーマッチ」と愛する日本への感謝を口にした。

 いったんリングを下りた後、アンコールの“耳当てポーズ”も披露した超人。もちろん、自らTシャツを引き裂くパフォーマンスも忘れなかった。興奮の時間をくれたスーパースターに対し、WWEユニバースから「サンキュー、ホーガン」の惜しみない大コールがそそがれた。

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