ソーサ、八重樫から「明白な勝利を」
「WBC世界フライ級タイトルマッチ」(12月6日、両国国技館)
挑戦者ソーサが27日、都内で練習を公開した。WBCライトフライ級王座を10度防衛の実績を誇る百戦錬磨のベテランは、「私はどんな戦いでもできる。足を使うこともできるし、打ち合いにも応じる。明白な勝利を手にしたい」と、2階級制覇へ並々ならぬ自信を見せつけた。
この日は八重樫陣営の大橋秀行会長が偵察に訪れた。挑戦者は、90年10月に行われたWBCミニマム級タイトルマッチの大橋‐リカルド・ロペス戦をインターネットでチェック済み。「私の憧れであるロペスと戦った大橋会長にお会いできて光栄です」と敬意を表した。思わぬ“先制パンチ”を受けた大橋会長は、「23年前の悲劇(5回TKO負けでタイトルを失う)を思い出した。八重樫にリベンジしてほしいね」と苦笑いだった。

