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一翔、2階級上タイ人らとスパー12R

 12ラウンドのスパーリングで宮崎亮(右)を攻める井岡一翔(撮影・保田叔久)
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 12ラウンドのスパーリングで宮崎亮(右)を攻める井岡一翔(撮影・保田叔久)

 「WBA・WBC世界ミニマム級王座統一戦」(6月20日、ボディメーカーコロシアム)

 ボクシングのWBC世界ミニマム級王者の井岡一翔(23)=井岡=が29日、大阪市内の所属ジムで、WBA同級王者の八重樫東(29)=大橋=との日本初の2団体王座統一戦(6月20日、大阪・ボディメーカーコロシアム)に向けたスパーリングを公開した。

 試合同様の激しい内容だった。同じジムで東洋太平洋ライトフライ級王者の宮崎亮(23)、タイから招いたWBO世界フライ級12位のクアンペチット(30)を相手に12ラウンド。父でトレーナーの一法氏は、「八重樫選手との打ち合いも想定して、タイ人選手は2階級上を呼んだ」と説明した。

 これまで試合前に12ラウンドのスパーをこなすのは2、3回程度。だが、今回は3日間連続での敢行もあった。一翔は「自分が統一王者になるための試合だから」と万全を期す。4月の試合発表から既に130ラウンド近くを消化。スタミナ強化は順調だ。

 統一戦まで残り約3週間。「重圧や不安に、どれだけ向き合えるかが勝負。相手のことは意識しない。自分には日の丸とボクシング界を背負う使命感がある」と一翔。統一王者の自覚が、早くも芽生え始めている。

(2012年5月30日)

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