藤浪6回3失点で悔しい代打交代

4回、追加点を許し、唇をかんで悔しがる阪神・藤浪晋太郎=甲子園(撮影・田中太一)
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 「阪神‐広島」(26日、甲子園)

 先発した藤浪が広島を相手に6回6安打3失点のピッチング。自己最多となる11勝目の権利を手にして降板となった。

 初回に1点を先制されると、四回には先頭からの3連打で2点目を奪われたが、なおも続いた無死一、三塁というピンチでは、追加点を与えなかった。

 六回にも1点を失ったが、その裏の攻撃で打線が4点を奪って逆転に成功。勝利投手の権利を手にしたが、2死三塁での打席で代打を送られると、悔しそうな表情を見せた。

 「丸さん(初回の適時二塁打)や松山さん(四回の適時内野安打)にはコースが甘く入ってしまいました。全体的に情けない投球でした」

 そうコメントした藤浪は、今季10勝のうち広島から5勝と「好相性」にしている。2位を目指す阪神にとって、その右腕にかかる期待は大きい。

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