「阪神‐広島」（９日、京セラ）

　阪神・鳥谷敬内野手が９日の広島戦（京セラドーム）で１５００試合出場を達成した。六回表の守備に就く前、記念の花束を受け取りファンの大声援に応えた。

　１５００試合出場者はプロ野球史上１８３人目。阪神の選手では桧山以来、１１人目の偉業となった。鳥谷の初出場は入団１年目の０４年４月２日の巨人戦（東京ドーム）に７番・遊撃で先発。

　試合では二回、広島・梵の中前へ抜けそうな打球を軽快にさばき、アウトにした。先頭打者で迎えた四回は四球を選び、２点目のホームを踏んだ。虎のキャプテンは攻守でチームを支えている。

　阪神の選手で通算１５００試合以上出場は、藤田平（２０１０試合）、吉田義男（２００７試合）、桧山進次郎（１９５９試合）、遠井吾郎（１９１９試合）、和田豊（１７１３試合）、真弓明信（１６９６試合）、掛布雅之（１６２５試合）、藤村富美男（１５５８試合）、岡田彰布（１５５４試合）、佐野仙好（１５４９試合）、鳥谷敬（１５００試合）。