大相撲夏場所千秋楽（２２日・両国国技館）１４日目に２場所連続３７度目の優勝を決めた白鵬が、鶴竜との横綱対決をうっちゃりで制し、昨年初場所以来の１５戦全勝を果たした。１２度目の全勝優勝で、自身の持つ最多記録を更新。鶴竜は１１勝４敗。

　大関稀勢の里は横綱日馬富士を押し出し、２場所連続の１３勝２敗で名古屋場所（７月１０日初日・愛知県体育館）に綱とりの望みをつないだ。日馬富士は１０勝５敗。

　琴奨菊は豪栄道との大関同士の一番を制して１０勝目、豪栄道は６敗目を喫した。照ノ富士は関脇琴勇輝に敗れ、大関のワースト記録となる１３連敗。新小結魁聖は勝ち越した。