熊ケ谷親方は解雇へ 傷害罪で起訴、相撲協会
マネジャーの男性に対する傷害罪で起訴された大相撲の熊ケ谷親方(45)=元十両金親、本名山村和行、神奈川県出身、宮城野部屋=に対し、日本相撲協会が10月1日に開く理事会で解雇処分を下す方向であることが30日、協会関係者の話で分かった。
相撲協会は危機管理委員会(宗像紀夫委員長=元東京地検特捜部長)が1日に最終報告をまとめ、理事会へ解雇処分案を提案する見込みで、暴行を裏付ける写真なども提出される予定。
協会の信用を著しく失墜させ、指導者として不適格な点が解雇理由となる。理事会の決議で退職金は支給しないという。