若の里、故郷で区切りの土俵 父失った悲しみ胸に

 大相撲秋場所での幕下転落が濃厚で引退が決定的な十両若の里(39)が19日、進退表明を先延ばしして参加を熱望した故郷の青森県での巡業に臨んだ。17日に72歳の父善造さんを突然失った悲しみを胸にしまい「この2日間はおやじよりも相撲」と力士人生区切りの土俵に集中する。

 「多くを語るおやじじゃなかったが、相撲は大好きだった」と振り返った。最後に会ったのは昨年夏だったという。7月の名古屋場所で4勝11敗に終わり、1997年九州場所から保った関取の座を失うことになった。「おやじも力が抜けちゃったのかな。名古屋の千秋楽は見届けてくれたと思う」とさびしげに語った。

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