白鵬1敗、稀勢は日馬のまげ反則で2敗

日馬富士(左)に一度は突き落とされ土俵に倒れた稀勢の里だったが…=両国国技館(撮影・園田高夫)
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 「大相撲夏場所・14日目」(24日、両国国技館)

 横綱白鵬と新横綱の鶴竜が結び前に対戦し、白鵬が右四つから寄り切りで鶴竜を下し、1敗を守った。

 大関稀勢の里は横綱日馬富士と結びの一番で当たり、稀勢の里が反則で日馬富士に勝ち2敗。日馬富士は3敗となった。

 日馬富士は引き技で稀勢の里を下したように見えたが、相手のまげをつかんだのではないかと行司が稀勢の里に軍配を上げ、審議の結果、日馬富士の反則と判定され、軍配通り、稀勢の里の勝ちとなった。

 横綱が相手のまげをつかんで反則負けを喫したのは2003年名古屋場所の朝青龍‐旭鷲山戦で朝青龍が反則負けを喫して以来2度目。今場所は12日目(22日)にも横綱鶴竜が関脇豪栄道に、同じまげをつかむ反則で勝ち星を挙げたが、その時は土俵下に控えていた横綱白鵬が手を挙げて、物言いをつけていた。

 平幕の勢は関脇豪栄道に寄り切りで敗れ、3敗目を喫した。

 14日目を終わって、白鵬が1敗、2敗は稀勢の里で優勝争いはこの2人に絞られた。

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