日本リオ五輪王手“準々決勝の壁”破る

 日本-イラン 延長前半、豊川のゴールを喜ぶ手倉森監督(左端)ら=ドーハ(共同)
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 「サッカー・U-23アジア選手権・準々決勝 日本3-0イラン」(22日、ドーハ)

 日本が延長戦に突入する死闘を3-0で制し、準決勝に進出した。この年代の代表チームはアジアの国際大会で8強で敗れることが続いており、“準々決勝の壁”に苦しめられてきたが、途中出場のMF豊川雄太の先制ヘッド、背番号10のMF中島翔哉による2得点でイランを振り切った。26日に行われる準決勝に勝てば、6大会連続となる五輪出場が決まる。

 押し込まれる時間が長かった日本が一瞬のチャンスをものにした。延長前半6分、右サイドでDF室屋が相手守備をかわしてクロスを入れると、ゴール正面で豊川が飛び込みヘディング。ゴールネットを揺らした。

 延長後半4分には中島が左サイドでボールを持ち、ミドルを放った。弧を描いたシュートは相手GKを抜きゴールへ吸い込まれた。直後の同5分にも中島が左サイドから中央に切れ込んでシュートを決め、3-0に。試合を決定づけた。

 この年代の日本代表は12年と14年のU-19アジア選手権で準々決勝で敗退しており、世界大会の進出を逃していた。“準々決勝の壁”をようやく乗り越え、リオ五輪切符獲得目前のところまで来た。

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