G大阪・宇佐美が連発記録更新へ意欲

 リーグ5連勝中のG大阪は28日、松本戦(29日、万博)へ向け、大阪府吹田市内で非公開練習を行い、調整した。前節まで5試合連続でゴールを決め、でクラブ記録の「6」へ王手を掛けているFW宇佐美貴史(22)は、タイ記録のみならず新記録達成への意欲も見せた。

 G大阪では、97年のエムボマや05年のアラウージョら、過去6人が作った記録。宇佐美自身がリーグ戦初先発や初ゴールを記録した10年には、ボランチとして出場していたMF橋本英郎(35)=C大阪=が、15節(7月28日)から20節(8月22日)まで決め続けた姿を間近で見届けた。当時18歳だった宇佐美は「すごいなと思ったのを覚えている」と振り返った。

 その上で「並ぶことももちろんすごくうれしいけど、肩を並べるだけじゃなく、1つ抜けたところへ行ければ自分の誇りになる」と、早くも単独首位へ意欲を見せた。

 約3週間で計7試合という厳しい日程の中、DF岩下が右膝の内側側副靭帯(じんたい)を損傷、DF呉宰碩が左太もも裏を痛めるなど、守備陣に負傷者が続出している。そんな中、「今のところ痛いところはない。疲れを持ちながら乗り越えるしかない」と言い切るエースが、自らのゴールでチームに勝ち点3をもたらす。

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