長友帰国 W杯で“レジェンド”になる

帰国したサッカー日本代表DF長友佑都
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 ブラジルW杯に臨むサッカー日本代表のDF長友佑都(インテル・ミラノ)が20日、イタリアでのシーズンを終えて成田空港着の航空機で帰国した。

 日本のダイナモが、壮大な目標を掲げた。W杯への意気込みを問われると「このW杯を機に、長く語り継がれるような選手になりたい。もちろん世界で語り継がれるような。そういうチャンスだと思い、日本を率いていきたい」。ブラジルW杯を、国際サッカー界の“レジェンド”となる礎とする腹づもりだ。

 2011年から、イタリアの名門・インテルでプレー。今季は主に左MFとして5得点7アシストを記録したが「10得点10アシストを目標にしてきたのでまだまだ。僕のプレーは3年たったら忘れられてしまうと思う。本当の意味で語り継がれる選手になりたい」と向上心は尽きない。

 サッカー界の“レジェンド”となると、ペレ(ブラジル)やマラドーナ(アルゼンチン)、クライフ(オランダ)、近年ではロナウド(ブラジル)らの名前が挙がるが、長友は「人によってさまざまだけど、僕にとっては(ハビエル・)サネッティですかね」とインテルで公式戦800試合以上に出場し、数々のタイトルをもたらしながら今季で引退となった大先輩の名前を挙げた。

 開幕まで1カ月を切ったブラジルW杯。「南アW杯が終わってから、すべてはこのブラジルに向けてやってきた。(W杯初出場の)4年前は不安もあったけど、今は楽しみ」と目を輝かせる。シーズンの疲労も考慮し、鹿児島で合宿を行う代表への合流は24日の練習からとなりそうだが「正直、休みはいらないくらいです。早く始まって欲しいとワクワクしているんですよ」と気合満点だ。

 「負けることを意識してW杯に臨むことは考えられない。やるからには優勝を目指す」。世界トッププレーヤーに向かって走り続ける長友は、既に臨戦態勢だ。

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