「Ｊ１、新潟０‐０広島」（２０日、デンカＳ）

　３連覇を狙う広島は敵地で新潟と引き分け、連勝が３で止まった。前日に暫定首位に立った神戸に勝ち点で並んだが、得失点差で２位に後退した。

　Ｊ１通算１３８得点で、歴代３位の三浦知良（横浜ＦＣ）にあと１得点と迫っているＦＷ佐藤はノーゴールに終わり、“カズ超え”はお預けとなった。

　ＡＣＬ（アジア・チャンピオンズリーグ）のアウェー北京国安戦（１６日）から中３日の広島は、移動と連戦の疲れから動きが重く、立ち上がりから新潟にボールを支配される。ＭＦ青山がバックパスをカットされ、新潟ＦＷ川又にミドルシュートを浴びるなどミスも目立ったが、敵地で手堅く勝ち点１を持ち帰った。

　ホームの新潟は後半２２分、川又がＧＫと１対１の絶好機を迎えるも決め切れず。今季３度目のスコアレスドローで７位に後退した。