1部復帰の近大ボクシング部4勝1敗

 「ボクシング・関西学生リーグ最終戦」(26日、大阪吹田市・関大)

 7年ぶりに1部リーグに復帰した近大が龍谷大を7-2で下し、4勝1敗で今シーズンを終えた。4月から新監督に就任した2012年ロンドン五輪ウエルター級代表の鈴木康弘氏(28)は「自信になった選手もたくさんいる。個人戦で全日本、国体に出せるように」と指導者としてのスタートを振り返った。

 学生日本一10度を誇る近大は09年に部員2人が強盗などの事件を起こして廃部。12年に総監督として招へいしたOBで“浪速のロッキー”こと赤井英和氏(56)の下、再建。昨年の1、2部リーグ入れ替え戦を制した。

 4月には赤井氏が名誉監督になり、代行だった沢谷広典氏が総監督(53)に昇格した。今年は国体、高校総体の王者クラスが6人入学。今リーグは1年生を中心にメンバーを編成した。総監督は「経験を積ませるのもあったけど、勝ちにいったメンバー。5試合でいい経験を積んだし、上級生との競争も活発になった」と満足顔だった。

 鈴木監督は東京五輪に教え子を送り込むのが1番の目標。「1人でも多く、五輪選手を育てたい。もっとカツを入れていきますよ」と、話していた。

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