大竹秀典 パナマ人選手との初対戦勝利

 「ボクシング 8回戦」(24日、後楽園ホール)

 元日本スーパーバンタム級王者で、14年に世界挑戦もした大竹秀典(34)=金子=が、エルナン・コルテス(31)=パナマ=を3-0の判定(79-75、78-74)で下した。

 柔軟な相手に、慎重な立ち上がりを見せた大竹だったが、2回からボディーを軸に手数で圧倒。8回には右ストレートから左右のボディーで追い詰めた。倒せなかったものの大竹は「下から崩そうと思っていた。狙い通り」と振り返った。

 14年11月に英国に乗り込み、当時のWBA世界スーパーバンタム急王者、スコット・クイッグ(英国)に挑戦し、判定で敗れた。それ以降、タイ人相手に3連勝(3KO)しているが、もう一度世界戦線の舞台に立つ思いはあせていない。

 7月には和気慎吾(古口)がIBF世界同級王座決定戦に出場する。「和気君が勝てば、もちろんやりたいと思うし、そういう風にアピールできるような試合をしていきたい」と言う。

 金子健太郎会長は「できれば次戦、やらせてやりたい」とWBA世界王座を照準に交渉に入ることを明言した。“リングの仕事人”には、まだまだ大仕事が残っている。

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