高橋VS田中の男女シングル戦が決定

 「SEAdLINNNG」(25日、後楽園ホール)

 女子プロレス「SEAdLINNNG」の次回大会となる来年1月11日・後楽園ホール大会で、高橋奈七永と田中将斗のシングル男女対決が電撃決定した。高橋にとって男子選手との初の一騎打ちとなる。

 引退表明したアメージング・コングの代役を務めた井上京子に敗れた高橋に、さらなる試練が待っていた。二人三脚でSEAdLINNNGを支える元プロレスラーの南月たいよう専務が呼び込んだのは、まさかの田中だった。流血させられ、疲労困ぱいの高橋がぼう然と見つめる中、田中は「男と女は関係ない。ボロボロになるまでたたき込んでやるからな。覚悟してくれ!」と非情予告。かねて田中戦を希望していたという高橋は、まさかの展開に自身を奮い立たせて「お願いします!」と頭を下げた。

 高橋はスターダム時代、後輩の宝城カイリが田中からスライディングDを伝授される際、ミット越しに田中の“宝刀”を受けた。それでも衝撃はすさまじく、南月に「死ぬかと思った」と青ざめながらこぼしたという。田中は「クッションなしで食らったらどうなるか、恐怖を感じてると思う。でも選ばれたからには手を抜くんじゃなく、普段通りの田中将斗でいく。壊す気はないけど、リングに上がる段階で(自己)責任はある。受け身とか。同じレスラーとして壊されない体を作ってると思ってる」と平然と言い放った。

 20周年イヤーの16年の初春からすさまじいカベが立ちはだかった。玉砕覚悟で向かって行く高橋は「やるしかない!田中さんとやって、どんどん強い人とやって強さを吸収して、化け物みたいな高橋奈七永になる」と宣言。進化への糧にすることを誓った。

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