ミルコ、ドーピング違反で出場停止

 UFCは日本時間12日、格闘家のミルコ・クロコップ(41、クロアチア)が、米国アンチ・ドーピング機構(USADA)からアンチ・ドーピングポリシー違反で暫定的な出場停止を受けたと発表した。UFCとミルコ側へ通達があったという。これによって、28日の「UFC FIGHT NIGHT79」(韓国)で予定されたミルコ対アンソニー・ハミルトン戦は中止となった。関係者は、通達時期などは現時点で不明とした。

 一方、ミルコはこの日までに自身の公式サイトで現役引退を示唆。韓国大会は肩の負傷を理由に欠場するとし、「肩のけがで腕を上げることができない」と状況を説明。「一時の判断ではなく、最終決断」とした上で「長きにわたって格闘技やK-1のリングで実績を残すことができた。後悔はない。支えてくれたすべての人に感謝している」などとつづった。

 ミルコは昨年8月のIGF両国大会で石井慧を下し、IGF王座を奪取。大みそかの再戦でも勝利した後、UFCに移籍し、4月に勝利を収めていた。

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