天龍“引退全国行脚”で東北に別れ

葛西純(左)にチョップを打ち込む天龍源一郎
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 「プロレス・FREEDOMS」(5日、大館市民体育館)

 11月15日に引退試合を行うプロレスラー・天龍源一郎(65)が5日、引退ロード第22戦としてFREEDOMSの秋田・大館大会に出場。2月21日の道頓堀プロレス大阪大会からスタートした“全国行脚”最後の地となった東北のファンに別れを告げた。

 屋外の気温が10度を下回る肌寒さの中、熱い声援が天龍の背中を押した。引退カウントダウンに入った65歳は進祐哉と組んで佐々木貴&葛西純と対戦。河津落としを浴びせた佐々木に対し、「20年以上ぶりかな」という進との合体でファンタスティックフリップを見舞ってダメージを負わせるなど奮闘した。

 最後は進が葛西に敗れて勝利とはいかなかったが、観客の思いは届いた。

 天龍は試合後、売店に直行し、臨時のサイン会を開催。“全国行脚”最後の地・東北のファンに「プロレスをやってから初めてだよ」という粋な計らいを見せた。

 現役生活はオカダ・カズチカとのラストマッチを残すのみ。1カ月超の調整期間に入る天龍は「プロレスをやりたいストレスがたまって丁度いい」とニヤリ。有終の大爆発を予告した。

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