「そろばんボクサー」柴田直子V4戦

ベルトとそろばんを手にする柴田直子
2枚

 「ボクシング IBF女子世界ライトフライ級タイトルマッチ」(11月13日、後楽園ホール)

 ワールドスポーツジムは7日、都内で王者・柴田直子(ワールドスポーツ)が、指名挑戦者で同級7位のマリア・サリナス(メキシコ)と4度目の防衛戦を行うと発表した。

 柴田は今年2月に花形冴美(花形)を判定で破り、6月末にメキシコで4度目の防衛戦を行う予定が事情により流れ、仕切り直しの一戦となる。柴田は「前の試合から間は空きましたが、次も指名試合になるのでしっかり勝ってつなげたい」と話した。

 9月に行われた「ボクシング女子会」(藤岡柰穂子会長)は参加者が40人を超え「女子ボクシングはアピールするものがない」と確認された。珠算8段で高校時代は全国大会準優勝の腕前を持つ柴田は「私の場合、ボクシング以外となるとそろばん。そろばんボクサーですね」と、子供の頃から使っているそろばんを持参し、4ケタ同士のかけ算をわずか8秒で解いてみせた。

 地元・足立区で事務職をしており、ここでもそろばんは活躍。「動体視力に役立っているのではないでしょうか」というそろばんを、ボクシングとともにアピールする。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス