元アマ王者の岡倫之、プロ初戦で完勝

 13年10月に新日本プロレスの公開入団テストに合格し、16年中のデビューを目指すレスリング元全日本王者・岡倫之(24)が27日、ディファ有明で行われた「巌流島 実験検証 道場マッチ2」でプロデビュー戦を行い、アメリカンフットボールをバックボーンとする鈴木堅世(44)に完勝した。

 いきなりのメーンでの出陣で結果を出した。「ノミの心臓なんで吐き気がした」というコメントとは裏腹に、開始直後から続けざまに3度相手を闘技場外へ転落させ、“巌流島ルール”で一本勝ち。最後は相手のバックブローを見切って、パワーで圧倒した。「打撃をちらつかせて体力勝負しようと前に出たら、ああいう形になった」。14年に新日本の親会社・ブシロードに入社したアニメヲタクは“秒殺”を振り返ると、「ミルキィホームズ」のタオルを掲げてご満悦だった。

 「遠回りになる」と16年リオ五輪こそ断念したものの、新日本でのデビューを前に貪欲な岡は、28日に全日本ノーギ選手権に出場。巌流島の7・18両国国技館への出場も決定し、外国人との対戦が有力だ。「両国は世界からどんどん強い選手が来る。身の程知らずだけど、目指していた地なので出られるのは光栄。でも、出るだけでは意味がないので、誰が相手でも勝ちに行く」と力強く言い切った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス