王者・三浦隆司 3回TKO!V4成功

 2回、ビリー・ディブ(左)を攻める三浦隆司=大田区総合体育館
3枚

 「WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」(1日、大田区総合体育館)

 王者・三浦隆司(30)=帝拳=が、同級6位で元IBF世界フェザー級王者のビリー・ディブ(29)=豪州=を3回1分29秒TKOで撃破し、4度目の防衛に成功した。三浦の戦績は29勝(22KO)2敗2分け、ディブは39勝(23KO)4敗1無効試合となった。

 三浦は足を使う相手に1、2回でジワジワとプレッシャーをかけた。3回、満を持して決めに行った。コーナーに追い詰めると、伝家の宝刀「ボンバー・レフト」を相手の顔面にさく裂させた。

 逃げ場なく、まともに衝撃を受けた相手はもうろう。その上から強烈なワンツーをたたき込むと、コーナーをずり落ちた。立ち上がったが、目の焦点が合わず、レフェリーは試合を止めた。

 まさに「爆弾」の一撃。リング上では「最高です。左一発で仕留められた。足を使われる相手をこうして仕留められた。いい経験になった。ジワジワとロープに詰めて、一撃で倒すのはいい収穫になった」と、声援に応え満足げに振り返った。

 防衛を重ねるごとに威力を増す左。今後に関しては「強い相手とドンドンやって世界に名前を広げたい。みんなが知ってるビッグネームとやりたい」と、ビッグマッチを希望。WBA同級王者・内山高志(ワタナベ)との統一戦への期待も高まる。

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