フライ級王者の村中タイトル失う 前日計量で失格
ボクシングの日本フライ級タイトルマッチ10回戦の前日計量が7日、東京・後楽園ホールで行われ、チャンピオンの村中優(フラッシュ赤羽)が同級リミットの50・8キロをオーバーしたため失格となり、王座を失った。
村中は鹿児島県出身の29歳で3度目の防衛戦だった。王座は空位になるが8日の試合は実施され、挑戦者で同級1位の林徹磨(セレス)が勝てば新王者となる。
日本王者の計量失格は極めて異例で、日本ボクシングコミッション(JBC)に残る記録では1967年にバンタム級王者だった斉藤勝男の例がある。





