長与、大仁田電流爆破オファーに前向き

大仁田厚(左)から電流爆破デスマッチ出場を直談判された長与千種
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 大仁田厚が1日、千葉県白井市に建設したマーベラス道場をお披露目中の長与千種を電撃訪問、史上初となる男女混合電流爆破デスマッチへの出場を直接要請した。長与が前向きに検討すると約束したため、実現へ大きく前進した。

 邪道がのどかな町にひょっこり現れた。今年1月2日にオープンした道場を報道陣に公開していた長与にあいさつすると、「今年1月にダンプ(松本)さんから電流爆破を受けると答えをもらった。ある種、ここが女子プロレスの分岐点。ダンプさんの相手は長与さんしかいない。新しい世界を切り開けるのはあなたしかいない。よろしければ、前向きに考えてください」とラブコールを送った。

 同郷・長崎の先輩にあたる大仁田の言葉をかみしめるように聞いていた長与は「少しだけ時間をください。次の大仁田さんの試合(福岡・遠賀町の『超花火』)のときに答えを持っていきます」と返答した。

 大仁田が立ち去った後、取材に応じた長与は「同じにおいを感じた。前向きに検討するけど、中途半端な気持ちはないので、心の整理もしたいし、どう動くかしっかり考えたい」と笑顔を見せた。

 長与はここ最近、自身の名前を出してきた『大仁田厚』について調べていたという。電流爆破の映像もチェックした。「すごいレジェンドがあのリングに上がってる。何でだろうと。怖さ?怖いとか怖くないじゃなくすごいというのがある。もっとすごいと思ったのは、試合が終わったとき、リングに駆け寄ってくるお客さんがめちゃくちゃいい顔をしてる。感じるものがあった」とうなずいた。

 “女子プロレス界のカリスマ”の口調は徐々に熱を帯びた。「世界初?(そこにも)興味はあります。それよりもすごい人たちが電流爆破をやってること。何で?って。答えのカギはそこにある。求めに行くか行かないかだけ。求められたら大仁田厚との勝負になると思う。似てますね。邪道の中でも彼は神がかった邪道。いい答えが出せるとするなら、彼の持つ魂と戦ってみたい」と目を輝かせた。

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