田中恒成、最速懸け世界初挑戦 ボクシング王座決定戦

 ボクシングの畑中ジムは23日、軽量級のホープ、19歳の田中恒成が、5月30日に愛知県小牧市スポーツ公園総合体育館で、世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級王座決定戦を、フリアン・イエドラス(メキシコ)と行うと発表した。井上尚弥(大橋)の6戦目を抜いて、日本選手最速となるプロ5戦目での世界王座が懸かる。田中は同級2位、イエドラスは同級1位。

 中京大1年の田中は「今まで遠くにあると思っていた目標が目の前にある。自分の力を出し切って必ず世界チャンピオンになる」と意気込んだ。インターハイなどを制して、2013年11月にプロデビューした。

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