八重樫東 3階級制覇へ調整順調

松本好二トレーナー(左)のミットにパンチをたたき込む八重樫東=大橋ジム(撮影・園田高夫)
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 「WBC世界ライトフライ級王座決定戦」(30日、東京体育館)

 ボクシングのWBC世界ライトフライ級王座決定戦で、3階級制覇に挑む同級3位の八重樫東(大橋)が20日、横浜市の大橋ジムで練習を公開。9月5日に怪物ローマン・ゴンサレス(ニカラグア、帝拳)に敗れてWBC世界フライ級王座を奪われたものの、すぐに巡ってきたビッグチャンスを前に「自分の持っている力を出し切るのがテーマ。今年最後の試合なので頑張りたい」と意気込みを示した。

 対戦相手は同級1位ペドロ・ゲバラ(メキシコ)。170センチを超える、この階級では長身のボクサーだ。身長差がある相手に素早い出入りができるように下半身重点のトレーニング、さらに腹筋を中心とした体幹トレで1階級下げてもパワーダウンの心配は皆無。ゴンサレス戦でのダメージもすっかり回復して、約100ラウンドのスパーリングもこなして調整は順調に進んでいる。

 体重もリミットまであと約4キロと絞れてきており、「最後の仕上げをうまくやれば問題ない」とコンディションはパーフェクトに近い。この日はシャドー、ミット打ちなどで軽快かつパワフルな動きを披露した。

 これまで敗戦を喫しても強い精神力で何度も立ち上がってきた八重樫だけに、ロマゴンとの激闘の後でも気を緩めることはない。「もう負けることは許されないと思う。自分のボクシングを信じて戦いたい」と、再起へかける強い思いをのぞかせる。

 所属ジムの大橋秀行会長も、「ロマゴンといい試合をやっても、ここで負けると全てがなくなる。再起戦がいきなり世界戦なのは運がいい。風が向いてきている」と後押しした。

 また、同日に東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦に臨む松本亮(大橋)も、初めてのタイトルマッチへ向けて闘志満々。「きっちりKOで勝って、来年に国内で世界戦ができるようにしたい」と抱負を語った。12戦12勝(10KO)のホープは、対戦するルスリー・サモー(タイ)を撃退して世界へステップアップする構えだ。

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