初防衛の井上「ビッグマッチを」

 世界ボクシング評議会(WBC)タイトルマッチで初防衛に成功したライトフライ級王者の井上尚弥とフライ級王座4度目の防衛に失敗した八重樫東(ともに大橋)が試合から一夜明けた6日、横浜市の所属ジムで記者会見し、井上は王座を返上してフライ級へ転級することを明言し「最強のチャンピオンになってビッグマッチをやっていきたい」と気持ちを新たにした。

 激闘の末に敗れた八重樫の顔は傷だらけだった。転級による3階級制覇も視野に入れており「みんながわくわくするような試合をやっていければいい」と穏やかに語った。

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