井上と高山がスパーリング

 世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級王者の井上尚弥が23日、所属する横浜市内の大橋ジムで国際ボクシング連盟(IBF)ミニマム級王者の高山勝成(仲里)とスパーリングを行い、熱のこもった打ち合いを見せた。

 8月9日に世界ボクシング機構(WBO)のメキシコ人王者と統一戦を行うためリミット近くまで落としている高山と、減量前の井上とは体重差が10キロほどあり、井上が重いパンチで押す場面が目立った。

 高山の右目上の古傷が腫れたため予定より早い4ラウンド途中で切り上げたが、高山は「今度の対戦相手もパワーがあるし、いいシミュレーションになった」と収穫を挙げた。

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