帝里木下計量パス 王座獲得を宣言

 IBFスーパーフライ級王座決定戦に臨む帝里木下(左)とゾラニ・テテ=神戸ポートタワーホテル
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 「IBF世界スーパーフライ級王座決定戦」(18日、神戸ポートピアホテル)

 ボクシングのIBF世界スーパーフライ級王座決定戦の調印式と公式計量が17日、神戸市中央区の神戸ポートタワーホテルで行われ、同級1位のゾラニ・テテ(南アフリカ)は400グラムアンダーの51・7キロ、同級6位の帝里木下(千里馬神戸)は52・1キロでクリアした。

 レストランのフロアマネジャーとして自らが勤務する神戸ポートタワーホテルで計量に臨んだ帝里は、リミットちょうどで一発パス。「仕上がりはバッチリ。すべてをかけて勝つだけ。明日は僕がチャンピオンになります。テテは世界ナンバー1の選手。この選手に勝ってこそ世界チャンピオン。死ぬ気で頑張ります」とベルト獲得を宣言した。2度目の世界戦となるテテは「作戦については話したくない。リングの上で証明する」と語った。

 この王座は亀田大毅(亀田)が昨年9月に決定戦で獲得したものの、初防衛戦となる同年12月のWBA世界同級王座との統一戦で判定負けしながらも、相手の計量失格があったことで“負けても王者”のままでいたが、3月に返上。空位となったことで、IBFがテテと帝里で決定戦を行うように指令を出した。

 【ルール】フリーノックダウン制を採用。日本製8オンスグローブを使用。4回までに偶然のバッティングで試合続行不可能となった場合は引き分け。4回終了以降スコアカードにより勝敗を決める。オープンスコアリングシステムは採用しない。

 【オフィシャル】▽レフェリー=デビッド・フィールズ(米国)

 ▽ジャッジ=クリス・フローレス(米国)、デオン・ドゥワルテ(南アフリカ)、中村勝彦(日本)

 ▽立会人=レイ・リード(豪州)

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