【AJCC】ラーゼン10着完敗
「AJCC・G2」(24日、中山)
名手が新たな金字塔を打ち立てた。中団追走から早めに先行グループを射程圏に入れたディサイファが、直線で堂々と抜け出し通算4度目の重賞制覇。13年5月の東京戦2着以来のコンビ結成となった武豊騎手は、デビューの1987年から継続していたJRA連続年重賞制覇記録を「30年」(通算305勝目)に伸ばした。
一方、1番人気のサトノラーゼンは3番手を進んだが、直線で失速し10着に敗れた。
F・ベリー騎手は「前に行ったのは作戦通り。4角では手応えがあったが、勝ち馬が並んできたら止めてしまった。囲まれるのが嫌いなのかもしれない」と首をかしげる。また池江調教師は「絶好の手応えだったが…。難しい馬。スペースがある方が力を出せるのかも。ただ、G1で戦っていくには、もまれ強くならなくては」と課題を挙げた。