【秋華賞】ショウナンパンドラが戴冠

ゴール前でショウナンパンドラ(手前)はヌーヴォレコルト(後方)差し秋華賞を制した=京都競馬場(撮影・山口 登)
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 「秋華賞・G1」(19日、京都)

 ヌーヴォレコルトの2冠成らず。3番人気のショウナンパンドラが内ラチ沿いを一気に突き抜け、ビッグタイトルをもぎ取った。

 スタート直前でパシフィックギャルが競走除外となり、17頭で争われた3歳牝馬のラスト1冠。道中は中団で折り合いをつけたパンドラ。抜群の手応えで直線へ向くと、鞍上は迷わず内ラチ沿いへ相棒を導いた。最後は外から猛然とヌーヴォレコルトが追い込んできたが、これをきっちり首差抑え、1分57秒0のタイムで、秋華賞のタイトルをつかんだ。

 浜中俊騎手は「うれしいですね。スタートが非常に良くて、理想的なポジションが取れた。内の馬場がいいので(内に)こだわって乗った。(最後は)外から(ヌーヴォレコルトが)見えたので、何とか…何とか…と思いながら追いました」とホッとひと息。「もともと期待していた馬。夏場を越えて心身ともにパワーアップしてくれましたね。これからの活躍が楽しみです」と満面に笑みをつくった。2着には単勝1・5倍の断トツ人気だったオークス馬ヌーヴォレコルト、3着には4番人気のタガノエトワールが入った。

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