海老蔵 麻央の乳がん公表後初姿

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が10日、栃木県大田原市内で行われた「那須芸能フェスティバル」に出演。妻でフリーアナウンサーの小林麻央(33)の乳がん罹患を公表して以来、初めてファンの前に姿を見せた。トーク部分で麻央の話題に直接触れることはなかったが、「今、ちょっと話題があるんで(チケット購入は)お早めに」と努めて明るく話した。

 海老蔵は、成田屋のお家芸でもある「勧進帳」より、弁慶の舞として知られる「延年之舞」を披露。力強い動きで700人のファンを魅了した。トーク部分では麻央の話題には直接触れず、時おり笑顔を浮かべて進行。自身が出演する歌舞伎座の7月公演について語った際には「今、ちょっと話題があるんで、お客さまもいっぱい来てしまうと思うので、(チケット購入は)お早めに…」と努めて明るく話した。

 会場では観客の有志によって折り紙1200枚が用意され、麻央の乳がん克服を祈る千羽鶴が折られた。発起人となった大田原市の佐藤育子さんは「昨日ニュースを見て、急きょ用意しました。こんな状況でも来ていただいた海老蔵さんに感謝したいですし、少しでも麻央さんのお力になれれば…」と話した。

 栃木に向かう移動中の車の中でも、ブログを更新。公表を受け、乳がん検診に行くというコメントが多く寄せられていたことに触れ「これってマオがとても喜ぶなぁと思いました。マオは元気になったら少しでも世の中の為に役立ちたいと思っているようで…」と伝えた。

 さらに「今回の事で多くの方が検査をして場合によっては救われる方も出てくる。その様なとらえ方ならば昨日の会見はよかったなと思ってます」と、悩んだ末に会見で公表した意義を感じていた。

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