さんま とんねるずの仲を裂く一言

 お笑いタレントの大平サブローが30日深夜に放送されたMBS「痛快!明石家電視台」(月曜後11・58)に出演し、MCの明石家さんまがとんねるずに起こした「シャレにならない事件」を明かした。

 同い年で旧知の2人は昔話に花が咲き、サブローがさんまの過去の事件を振り返った。「漫才ブームのころはみんな忙しい」と述べ、「さんまさんがそれぞれのコンビに何か言ってコンビの空気が怪しくなった」と明かした。サブローの相方だったシローさんはある日、サブローの元に来て「堪忍袋の緒が切れたってほんま?さんまさんが言ってた」と尋ねた。サブローに身に覚えはなかった。

 サブローはおかしいと思って各コンビに確認したところ、それぞれがさんまから「堪忍袋の緒が切れた言うてたで」と言われていたことを突き止めた。

 コンビ仲を裂くようなさんまの行動にスタジオ観覧者は驚き、ふだんは自身のエピソードに爆笑するさんまもあまり笑わず神妙に聞き入った。サブローが「もう、みんなに。とんねるずにまで」と明かすと、さんまは「あれは違う。それは誤解や。説明する」と引き取った。

 さんまは「シャレにならんて言うけど」ととんねるずの一件を振り返り、「みんな売れてる時は仲いいけど、ちょっとでもダメになったら仲悪くなる。そのグチを聞くのは全部俺やねん」とコンビ芸人のグチの聞き役だったことを述べた。「シローちゃん、サブやん、紳助、竜介、巨人、阪神」と名前をあげ、「1人で抱えるのは…」と述べ、「お前ら初心に戻れと」とグチを言い合うコンビへの複雑な思いがあったことを語った。

 とは言っても、「堪忍袋の緒が切れたって言うてるで」とコンビの一方だけに言うことで「みんなリアクションが違うからそれで遊んでた」との側面もあった。しかし、とんねるずのリアクションはさんまの想定外だった。

 さんまは「とんねるずは、どう出るのか分からへんかったから」と振り返り、「フジテレビのメイク室でわざわざ2人ともがいる前で。そしたらシャレになるやん。『木梨、石橋がお前のこと堪忍袋の緒が切れるって言うてたぞ』って2人いたら『言ってません』で成立するやん」と笑いで終わるだろうと想定して言ってみた。

 さんまは「よほどあの時2人、あかんかってんやろな」と回想し、とんねるずがメイクをしている時に「木梨、石橋がお前のこと…」と言った。すると木梨はメイクの手を止めず「そうですか」と一言だけ放ち、無反応に近い反応だったという。

 さんまは「まさかの答え過ぎて。言葉よりスキップしかなかった」とスキップしながら楽屋を出て行ったことを明かした

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