南こうせつ 被災地に「心の栄養」を

 熊本地震が発生してから1カ月を迎えた14日、大分県杵築市在住のシンガー・ソングライターの南こうせつ(67)が、東京・日比谷野外音楽堂で恒例のコンサート「GREEN PARADISE」を開いた。大分も深刻な被害を受けているが、震災の収束宣言が出ないため被災者が疲弊している現状を報告。時間の経過と共に「歌や笑いなど心の栄養が必要になる」と訴え、大規模な支援コンサートの計画を明かし、共演した黒柳徹子(82)や森山良子(68)にも参加を呼びかけた。

 熊本地震が発生した4月14日から1カ月。南が“心の栄養補給支援”を誓った。

 自身が住む杵築市は国東半島にあり、今回の地震でほとんど被害はなかった。それでも故郷がこれほど傷ついた事態を看過できない。今月9日には長崎出身で友人のさだまさしと由布市と竹田市を訪れ、支援金400万円を手渡した。

 “歌声支援”を本格化させる。来月22日にはさだや伊勢正三(大分出身)や秦基博(宮崎出身)ら九州出身のアーティストが出演する復興チャリティーコンサートを東京・NHKホールで開催するが、南はこの日「もっと大きな規模でやろうと思っています」と新たな計画も明かした。この日出演した森山や黒柳も南の参加要請を快諾。“オール九州”のアーティストが加われば、豪華なチャリティーライブが実現しそうだ。

 この日のライブでは「神田川」「妹」などヒット曲を連発。コロッケのものまねショーや、黒柳とのトークなどでもファン3000人を楽しませた。被災地でも励ましの歌を響かせる。

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