浜村淳氏 ラッピングバスお披露目
映画評論家の浜村淳氏(81)が29日、大阪市内で、自身がパーソナリティーを務めるMBSラジオ「ありがとう浜村淳です」(月~土曜、前8・00)のラッピングバスのお披露目式に登場。その席で90歳現役への野望を打ち明けた。
1974年4月にスタートした同番組。放送開始から42年目を迎えようとしており、浜村氏は「何が何でも最低50年はやりたい」とやる気。「アメリカでは90歳の人が現役でしゃべっているそうで。90歳まであとちょっと。90歳までやったら50年やったことになりますから、それだけは実現させたい」と意気込んだ。
今回のラッピングバス「ありがとう浜村淳です号」は、MBSと京阪バスがタッグを組み実現。同局などのAM放送をFMでも聴取できる「ワイドFM」開局をPRすることが狙いだ。車体には浜村氏の顔写真が施されているほか、同局のFM周波数「FM90・6」と書かれている。
新たなラジオ時代に浜村氏は「FM放送でもAMが入るとなれば(将来的に)日本中、世界中で日本のAM放送が聴ける時代になる」と予言。「そうなったら(今度は)宇宙を目指して。火星人も土星人もみんな聞いてください」とちゃめっ気たっぷりに話した。
なお、ラッピングバスの台数は5台。来年3月まで、枚方営業所など京阪沿線の管内を走行する予定。
