フジ社長、社員の住居侵入騒動を謝罪
フジテレビの社員が住居侵入の疑いで逮捕されたことを受け、亀山千広社長(59)が25日、定例会見で謝罪した。「社員が逮捕されたのは事実で、ご不便をおかけした家の方、お騒がせした皆さまに申し訳なく思っております」とした上で、酒に酔っていたことが原因とされており、「部屋までなぜ届けなかったのか」と同僚社員の対応を含め、局内の人間関係を見つめ直すことを命じた。
逮捕されたのはフジテレビ営業局の男性社員で、23日、自分が住むマンション内で他人の部屋に入ったとして、警視庁渋谷署に住居侵入の疑いで逮捕された。
亀山社長は「再発防止のために社内全員で考えなきゃ、というところです」と危機感を募らせた。逮捕された社員は酩酊していたとも伝えられており、「酩酊して(同僚が)家まで送ったと聞いているんですが、部屋までなぜ届けなかったのか。お酒の飲み方だけではなく、社員同士の先輩・後輩、上司と部下というようなコミュニケーション、人間関係の作り方というところまで、教育というか、徹底を各部長にしているところです」と語った。
逮捕された社員の処分については、現在検討している最中だとした。社内では該当社員のヒアリングをしている。
