嵐・二宮が最優秀主演男優賞
第39回日本アカデミー賞授賞式が4日、都内で開かれ、嵐の二宮和也(32)が「母と暮せば」で最優秀主演男優賞を受賞した。昨年、「永遠の0」で同賞に輝いた先輩グループ・V6の岡田准一(35)に続く快挙でジャニーズ事務所のタレントが連覇を果たした。
最優秀主演男優賞を告げられた二宮は「はー、ありがとうございます」と驚きと喜びの表情を浮かべながら受賞をかみしめた。
先輩の期待に応えるジャニーズ連覇だった。二宮は昨年、岡田が最優秀主演男優賞と「蜩ノ記」で最優秀助演男優賞と男優史上初のW受賞に輝き、ジャニーズ勢初のアカデミー賞に輝く姿を自宅のテレビで見守っていた。「すごくうれしくて、家で飲みながら、『いい酒だな』と見させていただきました」と活躍を喜んでいた。同時に俳優としてのプライドも生まれ、「飲んでいくうちに悔しくて『俺も欲しい』なと思ってきた」と欲も芽生えた。
賞へのあこがれを抱き始めたときに岡田から言葉をかけられた。「岡田君から『次はお前だから』と言っていただいた。いい酒が飲めそうです」と所属事務所への感謝の気持ちを表すとともに、安堵の笑みを浮かべた。