iKON 外国アーティスト最速武道館

 韓国の男性7人組グループiKON(アイコン)が15日、初の日本武道館公演を行った。1月13日にアルバム「WELCOME BACK」を発売してから33日での“聖地公演”は、外国出身アーティストで最速記録を更新した。

 オープニングで7人が登場すると、ファン1万3000人はグループカラーの真っ赤なペンライトを振り、黄色い声援を挙げた。リーダーのB.I.(19)とBOBBY(20)のツインラップに、ジナン(22)らの伸びやかなボーカルが融合するスタイルで、アルバム収録の「RHYTHM TA」や「SINOSIJACK」など21曲をパフォーマンス。平均年齢19・6歳の7人は、武道館のステージを所狭しと駆け回る若さあふれるステージで、1万3000人を熱狂させた。

 デビュー1カ月での武道館の公演は、2012年のイ・スンギが樹立した3カ月の最速記録を大幅に更新した。最年長メンバーのジナン(22)は、武道館の印象を「武道もやる場所と聞いて、会場に入ったときから歴史を感じた」と重みを実感。ジュネ(18)は「本当に夢のようです」と感激。会見では、所属事務所の先輩、BIGBANGも超えたことを質問され、困り顔を見せ「BIGBANG先輩のおかげです」と言葉を選んで答えた。

 13年に本国のテレビ番組「WIN:Who Is Next」で展開された対決型のオーディションで、WINNERに破れたメンバーらで結成。14年に大阪で行われたのファンミーティングで2000席に4万通の応募が来るなど、CD発売前から人気は爆発していた。

 今後は3月15日まで、14公演の全国ツアーで14万6000人を動員予定。さらに日本での活動についてユニョン(21)は「時間の限り日本で活動して、ファンとの距離を短くしたい」と話し、B.I.は「いつかドームでやりたい」と話し、BIGBANGと同じスター街道を走る決意を語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス