ロックバンド・ゲスの極み乙女。のボーカル、川谷絵音（２７）との不倫を認めるようなＬＩＮＥの内容が２１日発売の週刊誌に掲載され、窮地に立たされているタレントのベッキー（３１）が２３日、関西テレビ・フジテレビ系「にじいろジーン」（土曜、前８時３０分）に生出演。司会として普段通りに笑顔で進行した。“不倫肯定”とも受け取れるＬＩＮＥ流出後初めての“公の場”となったが、番組では不倫騒動についてはスルーし、言及しなかった。

　冒頭からワイプと呼ばれる小さな画面でベッキーの顔が抜かれ、本人もＶＴＲにリアクションをとるなど、騒動の影響を感じさせない番組作り。関係者によると、この日の収録前はベッキーは普段通りの様子で、共演者も普段通りにしていたという。出演者の１人は「ベッキーはごく普通の様子でした。楽しく収録させていただいた」と話した。

　途中、被写体が半裸のように見える写真を取り扱った場面では、共演者から「はいてますか？」とネタ振りが。すかさず「安心してください！はいてますよ」と昨年流行したとにかく明るい安村のネタで返し、バラエティー能力の高さを見せつけた。

　ベッキーの「にじいろジーン」の出演について、制作の関西テレビは、福井澄郎社長が２２日の会見で「プライベートと番組と切り離して考えている」「（降板は）検討していない」と明言している。

　２１日発売の週刊文春では、ベッキーの釈明会見（６日）の前日に、２人が「逆に堂々とできるキッカケになるかも」（川谷）「私はそう思ってるよ！」（ベッキー）などと交わしたとされるＬＩＮＥの内容が詳細に報じられている。