ゲス川谷、超厳戒ライブでファンに謝罪

 タレント・ベッキー(31)との不倫疑惑の渦中にあるロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27)が17日、東京・代々木公園野外ステージで“超厳戒態勢”の中、フリーライブ「ゲスに両成敗でいいじゃない」を行った。

 グレーのチェック柄のスーツに、ブルーのシャツ、赤の蝶ネクタイ姿で登場した川谷はライブ冒頭で「集まってくれてありがとう。このたびはご迷惑ご心配をおかけして申し訳ございません」と不倫騒動について謝罪すると、ファンへ頭を下げた。さらに続けて「これからもいい音楽を作って、皆さんにお届けしていくので、これからもよろしくお願いします」と話し、今度は90度に体を折り曲げ、5秒間にわたって深々と頭を下げた。

 フリーライブは、「ロマンスがありあまる」など、23分で4曲を披露。川谷は「きょうはあまり(曲を)やらないですけど、(ツアーの)武道館で待ってます」とあいさつ。「頑張って!」「待ってる!」というファンの激励の声援が飛び交う中、川谷は「色んなファンの声が届いています」と話すと約10秒間、沈黙。最後は声を震わせるようにして「頑張っていい音楽を作っていきます」と言葉を絞り出した。

 ただ、アンコールの手拍子が沸き起こる中、終演1分後には車で会場を後にする厳戒ぶりだった。

 川谷らメンバーの会場入りから徹底ガードされていた。ライブの約30分前に、メンバーを乗せたワゴン車が会場に到着したが、車ごとそのまま野外ステージ裏にあるテントの中へ。車が入ると、すぐに目隠しをしてメンバーの表情は全く見えない状況。詰めかけた報道陣の問いかけにも無反応。スタッフが乗り入れた車のナンバーを紙で隠す念の入れようで、超厳戒態勢が敷かれた。

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