ＮＨＫ・籾井勝人会長は７日、定例会見を開き、視聴率が過去最低の３９・２％となった大みそかの紅白歌合戦について「数字が間違いと思うくらいよい内容だった。熱気あふれるプログラムをお届けすることができた」と内容については高い評価をした。

　また昨年比３％のダウンし過去最低となった視聴率には「致命的ではない。これ（視聴率）が３０％まで落ちていたなら、かなり深刻に考える。四捨五入で４０％です」との考えを示した。

　中身については、今回唯一のサプライズとなったＡＫＢ出演時の演出に言及。曲の途中でＯＧの大島優子＆前田敦子をサプライズで登場させた演出について「会場で見ていてサプライズに見えたけど、テレビで見ていた人にはどうみえたか。個人的には、事前に（２人の登場を）予告すべきだったと思う。サプライズではなくなりますが」と事前予告した形の方が、より多くの人が見ると意見を述べた。

　（数字は関東地区　ビデオリサーチ調べ）