YOSHIKI 20年ぶりXでツアー

 大みそかに18年ぶりのNHK「紅白歌合戦」出場が明らかになった5人組ロックバンドX JAPANが2日、1995~96年以来20年ぶりの日本ツアーの横浜アリーナ公演を行った。「紅」「X」などヒット曲連発の14曲でファン1万2000人を熱狂させ、リーダーのYOSHIKIは97年に解散したことを振り返り、涙ぐむ場面もあった。

 オープニングのヒット曲「JADE」からリーダーYOSHIKIは、上半身裸でドラムを乱打し、20年ぶりツアーの喜びを体いっぱいで表現。おなじみの「We are!X!」のコールを求め盛り上がった。ボーカルのToshlは「会いたかったぜ、日本!きょうはお前たちのDNA、デオキシリボ核酸にいたるまで、思い切り躍動させようぜ」とあおった。

 4曲目に披露した「THE LAST SONG」は97年、東京ドームでの解散ライブで最後に歌った曲。歌唱前にYOSHIKIは「その時は、またX JAPANがこうしているなんて思ってもみなかった。奇跡って起きるんだね」と声を詰まらせ、瞳を潤ませた。

 解散と07年の再結成をへて、改めて絆を固く結んだ5人。今やToshlが98年に自己啓発セミナーを受講して起きた洗脳騒動をも笑いのネタにする余裕があった。最新曲「Born To Be Free」を歌う際に、YOSHIKIが「この曲は“僕らは自由な身で生まれてきた”という意味。特にToshlの胸にはグサッと刺さると思うけど」とニヤリ。Toshlも胸を押さえて倒れこむパフォーマンスで会場の笑いを誘った。

 今回のツアーはYOSHIKIの希望で、宮城・石巻からスタートさせた。収容人数150という小さなライブハウスの半分75席は被災地在住者を無料招待。残りをチャリティーオークションにかけ、落札額の合計2800万円を寄付した。YOSHIKIはこの日「応援する気持ちで行ったのに、逆に僕たちが応援された。心打たれるライブだった」と振り返った。

 YOSHIKIはアンコールでも会場の揺れるペンライトを見渡し涙。「僕らが解散したときもみんなが応援してくれたから、今の僕らがある。hideが亡くなった時も、みんなが支えてくれた。本当に感謝します。みんなの気持ちを少しでもhideとTAIJIに届けるように、世界に向けて頑張っていくので応援して下さい」と死別した2人のメンバーの名前を挙げ頭を下げると、会場中が拍手に包まれた。

 ツアーは6都市10公演。来年3月には英ロンドンのウェンブリーアリーナでもライブを行う。

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