２３日に最愛の母・和子さん（享年９６）をなくしたタレント・志村けん（６５）が２９日、ブログを更新し、ファンからの励ましの言葉に「沢山の勇気を頂きました」と感謝した。

　和子さんの通夜は２６日、葬儀・告別式は２７日に実家のある東村山市で営まれた。志村は通夜の後、取材のに応じ「ありがとう、産んでくれてありがとう、しかない」と母への感謝の思いを言葉にしていた。

　２９日のブログのタイトルは「有難う御座いました」で、「この度は母への御言葉　私への励ましの言葉　有難う御座います　沢山の勇気を頂きました」とブログなどに寄せられたたくさんのメッセージに感謝。

　バレエのチュチュに白鳥の顔がついたコント用衣装を着た写真をアップし「昨日はもう正月番組収録でした　これからも応援宜しくお願いします」とつづった。

　志村は２５日未明、ブログで「私事ですいません」と母の死を伝えた。今年の８月、明治座で上演中だった舞台「志村魂」を車イスではあったが、「元気で」観に来てくれたこと、これが１０年連続だったこと、客席から「けんちゃん　頑張って」と声援を送られ、三味線を弾くのを間違えてしまったことなど、母との思い出を披露し、「母ちゃん有難う御座います　私を産んでくれて有難う　天国からまだまだ応援　見守って下さい」とつづっていた。

　和子さんはテレビに出演したこともあり、ファンの間では“志村のお母さん”と知られており、沢山のお悔やみコメントや志村を気遣う声がブログに寄せられていた。この日は２５日以来、初めてのブログ更新だった。