川崎敬三さん妻、20年前の遺書公開
7月21日に川崎市内の病院で死去していたことが24日にわかった俳優で司会者の川崎敬三さん=本名陶山恵司、享年82=の妻・陶山節子さん(82)さんが、25日放送のテレビ朝日系「グッド!モーニング」(月-金曜、前4時55分)で、川崎さんが20年前に作成していた遺書を公開した。
遺書は死後、仏壇の引き出しに入れてあったのを節子さんが見つけたそうで、以下の文面だった。
「遺言
一、私の死亡は親族及びどなたにも知らせぬこと
一、私の葬儀は行わぬ事。
平成七年一月十日
陶山恵司」
節子さんはこの遺言に従い、「川崎育ちで川崎で生まれ、川崎で逝きたかったんじゃないかなと思いまして、川崎で送ってあげたかった」と、地元川崎で親子のみで密葬を執り行った。
川崎さんの死は、最近になって関係者に喪中はがきが届いたことから明らかになった。