香川照之 ロケ苦労で“すべらない話”

 人気刑事ドラマの映画「劇場版 MOZU」(羽住英一郎監督)の「東京国際映画祭ワールドプレミア完成記念トークショー」が27日、都内で行われた。メーンキャストの1人である香川照之(49)が“すべらない話”風の軽妙トークで、過酷を極めた映画のフィリピンロケを振り返った。

 トラックが宙を舞い、町中で火薬の大爆発を起こす。そんな日本では不可能なシーンを撮影するために3月30日から4月23日にかけてフィリピンロケが組まれたが、出演者への負担は大きかった。香川は「私は初日から最後まで(おなかが)ピーピーで」と、現地での苦労を語った。

 父娘役で共演した杉咲花を話題に出し、「杉咲なんかは昆虫が大嫌いなんですけど、いたるところに“ゴで始まる昆虫”がいらっしゃるもんですから、一歩もホテルから出ないんですよ。一歩も出ないで回鍋肉(ホイコーロー)ばっかり食ってる」と杉崎が出演した「味の素 Cook Do」のCMネタで笑いを誘った。

 さらに、これだけでは飽きたらずにもうひとネタ披露した。「私もピーだったもんですから…。フィリピンのご飯はおいしいんですが、これ以上食べたら危ないということで、(ラーメンの)『ラ王』ばっかり食べていました」と主演の西島秀俊をチラリ。「あんなに『ラ王』を食べたことはない。来る日も来る日も赤と緑の『ラ王』を交互に。吉田鋼太郎に替わってコマーシャルやりたいですよ」ときれいにまとめて満足そうだった。

 トークショーには西島秀俊、ビートたけし、真木よう子、松坂桃李、伊勢谷友介、杉咲花、池松壮亮が出席した。「劇場版MOZU」は11月7日から全国東宝系の劇場で公開される。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス