タレントの武井壮（４２）が２１日、日本テレビ系「スッキリ！！」（月～金　前８時）に生出演し、１６日にフランスで行われた「世界マスターズ陸上」の４×４００メートルリレー（Ｍ４０クラス）に日本代表として出場し、獲得した金メダルを披露した。「現役時代を超える喜びを感じられた」という武井にＭＣの加藤浩次（４６）は「幾つからでもできるってことだよね」と同年代の快挙に感心しきりだった。

　武井は同番組の金曜日のコメンテーターでもあり、加藤は「がんばったねえ。マスターズでトップをとったわけじゃないですか。どういう気持ち？トップになるって？」と敬意を込めて尋ねた。武井は感慨深げな表情を浮かべ「２年前マスターズに出て、その時は２００メートルだったんですけど銅メダルだった。アメリカの選手に負けて」と振り返った。

　武井は「そこから絶対１日１時間、毎日トレーニングして、世界をとるって宣言してたんで、今回絶対にとらなきゃいけないと思っていたんですよ。で、初めて世界一のゴールを切って現役時代よりうれしかったっす」と相好を崩した。

　続けて武井は「スポーツをやっていて現役を終えると、スポーツやってた時が良かったって思うことがすごく多いんだけど、それを超えるような喜びを感じれたっていうのはすごくうれしいなと。なんかそういう可能性を感じましたね」と充実の表情を浮かべた。

　加藤は「できるってことだよね。幾つからでもね」と感心した。その後、番組では「武井壮に今後挑戦してもらいたいことは？」と視聴者に生アンケート。五輪出場、アクション俳優、百獣の王と対決、結婚の４つの選択肢を用意した結果、五輪出場を期待する声がトップになった。

　武井は「東京オリンピックもありますし、僕はその次のオリンピックもチャンスあると思っているんですよ。競技次第。ゲームスポーツ系だったら果てしなくチャンスはあると思っているので、体力だけは今のままキープして、６０歳になっても１００メートルを１１秒で走ってやろうと思ってるんです」と熱く語っていた。