27時間、標語に疑問の声 差別的英語

 お笑いコンビ「ナインティナイン」が4年ぶりに総合司会を務めたフジテレビ系「FNS27時間テレビ」(25日後6時半~26日後9時54分)が、関東地区で平均視聴率10・4%を記録したことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。SMAPが総合司会を務めた昨年は平均13・1%で、今年は2・7ポイント下回った。その舞台裏では差別的とも受け止められるキャッチフレーズを巡り、疑問の声が上がっていた。

 エンディングでメンバーが着用していたおそろいのTシャツにも書かれていたキャッチフレーズ「NO FUN  NO TV  DO HONKY」。今年のテーマ「本気」を英語にしたつもりの「HONKY」だったようだが、これが黒人による白人の蔑称にあたる俗語だとして問題視されている。

 honky、honkieは辞書によると、「白人(※黒人がけなして使う米俗語)」とある。

 ドラマ「HEROES」や「Hawaii Five-0」に出演し、ハリウッドで活躍するマシ・オカは25日付のツイッターで「お!27時間テレビが始まり、リアルタイムで観てます。でも、Honkyはアメリカでは主に黒人の方が白人の方に対して使う差別用語だと知っているのでしょうか。。。」と疑問を感じたことをツイート。

 その後、「ハリウッドのなんちゃって日本も何とも言えませんが、日本のヘンテコ英語も外人から見れば面白いのでしょうね。まあ、お互い様ですね。笑」とツイートし、外国人が不思議な日本語のTシャツを着ていることなどを例に挙げて、フォローしていたが、テレビ画面を見て、違和感を持った視聴者も少なくないだろう。

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