俳優の永瀬匡＝たすく＝（２２）が９日、都内で主演映画「ズタボロ」の初日舞台あいさつを行い、話題の“毒舌食レポ”を披露した。翌日の母の日にちなんだ食用のカーネーションを口にし「マズいっ！！」と眉間にしわを寄せた。

　６日放送の情報番組で人生初の食レポに挑戦し、カップケーキを酷評する様子がネット上で取り上げられたばかり。甘い食べ物が苦手だったためだが、ウソはつかないことを信条としている。

　この日は舞台あいさつで自ら「『ズタボロ』でまたネットニュースのトップに出るよう頑張ります」とネタにするなどノリノリ。写真撮影用に用意された食用のカーネーションを食べるようにうながされると「毒舌なんかじゃない。思ったことを言ってるだけ」と“マズい発言”し、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。

　共演の清水富美加（２０）も「雑草の味がする…」と評するなど、人を選ぶ食べ物であったのは事実のよう。それでも、劇中で永瀬演じる主人公の母親を演じていた南果歩（５１）は「お母さんの味がする！！」と“満点”の食レポを披露し、永瀬は「勉強になります！！」と頭を下げていた。