土屋太鳳 朝ドラ・ヒロイン初OP曲作詞

 3月30日にスタートするNHKの朝の連続テレビ小説「まれ」のヒロイン・土屋太鳳(20)が同作のオープニングテーマ曲を作詞することが18日、分かった。

 ヒロインがテーマ曲を作詞するのは朝ドラ史上初めて。この日、同局で行われた総局長会見で発表された。タイトル「希空~まれぞら~」も土屋が担当した。

 高橋練プロデューサーは、土屋の作詞起用の経緯について「これまでの会見での発言や、彼女のブログの文章を見て、表現力や感性が素晴らしい」と抜擢を決めたことを説明した。

 「秋の能登ロケとタイトルバックの撮影で感じたことを詞に込めてほしい」と昨年12月上旬に依頼。1月上旬には土屋から作詞が送られてきたという。

 高橋プロデューサーは「1発目に送られてきたのを見て、すごいと思った。ほぼ手直しなくできた」と土屋の表現力と感性に脱帽していた。

 作詞した土屋は「能登のロケで感じた空気の気持ち良さや、自分自身が今まで生きてきた中で感じてきたことを、大切な人に伝えるつもりで書きました。今は物質的に恵まれている時代だけど、もしかしたら、しあわせを実感しにくい時代というか、人の心がつながりにくい時代でもあるのかなと感じることがあります。でも、だからこそ、自分にとっての本当の絆を探しにいこうとする一歩が大事なのかなと思うし、『まれ』の世界と一緒に歌も愛していただいて、観て下さる人の心と繋がり合えたら嬉しいです」とコメントした。

 なお、テーマ曲を歌ったのは、子供から大人まで1日限りでスタジオに集まった約15人。レコーディングでは制作スタッフも混じって歌い、手作り感あふれる合唱曲に仕上がったという。

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