ふかわ悲痛…うさぎ氏降板騒動を説明

 タレントのふかわりょうが11日、自身が司会を務めるTOKYO MXの情報番組「5時に夢中!」から、作家の中村うさぎ氏が降板したことを受け、ブログで経緯を説明した。当事者の中村氏、共演していた女優の美保純、番組プロデューサーの「だれも悪くない」とつづった。

 中村氏は毎週水曜日にレギュラー出演していたが、美保やプロデューサーと行き違いが発生し、番組を欠席するようになった。結局、11日にVTRで番組に出演し、「文章の世界に戻ります」と降板を明かした。

 発端として、中村氏がトークのオチを下ネタに持っていこうとすることなどに、美保が違和感を示したことがあるとされている。ふかわは、このことを「美保さんから相談を受けたとスタッフから報告されたのは、もうかなり昔の話」とし、「決して、陰口などではありません」と振り返った。

 その後、中村氏が体調を崩したこともあり、美保からの申し出を直接伝えず、「美保さんの不快感が軽減されるように、まわりがうまく配慮」(ふかわ)をしていたという。

 しかし、今年4月に番組が放送開始10周年を迎えるため、プロデューサーが中村氏に、美保が抱いていた違和感を伝えた。ここで、「ポルノ女優のくせに」と中村氏が美保に言ったとプロデューサーが発言してしまったとした。中村氏は発言していないと主張し、感情的なしこりが生まれた。

 ふかわは「うさぎさんは、そういうことを言う人間ではない」と中村氏を弁護。「だれも言っていない言葉が一人歩き」したと主張した。

 この言葉がなぜプロデューサーから中村氏に伝わったのか、ふかわは明言しなかったが、そもそも、美保の実名を出して違和感の件を伝えたことは「10周年を前に張り切ってピッチにでてきたら、まさかのオウンゴールをしてしまった」と表現した。

 ただ、このプロデューサーの不器用さも、中村氏が「大人の行動」をとらなかったことも「5時に夢中!」を形づくったものだと訴えた。また、美保が無言を貫くのも「番組を守るため」と思いやり、美保が悪者になる風潮に疑問を呈した。

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