平愛梨、告白はできない「ザ・待つ女」

主演映画「摂氏100℃の微熱」の初日舞台あいさつで○×の札を手にする平愛梨=大阪市中央区のシネマート心斎橋
主演映画「摂氏100℃の微熱」の初日舞台あいさつに登場した平愛梨=大阪市中央区のシネマート心斎橋
映画「摂氏100℃の微熱」の初日舞台あいさつに登場した(右から)遠藤要、平愛梨、岡本浩一監督=大阪市中央区のシネマート心斎橋
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 女優の平愛梨(30)が24日、大阪市内で行われた初の主演映画「摂氏100℃の微熱」の初日舞台あいさつに共演の遠藤要(31)、岡本浩一監督(47)と登場した。

 兵庫・淡路島を舞台にした野咲あや氏の同名恋愛小説の映画化。平は阪神・淡路大震災で負った心の傷を癒やされることがないながらも、明るく生きるヒロイン江崎千波役を熱演している。

 平にとって初の主演映画だが「まず、お話をいただいた時は『摂氏100℃の微熱』って、微熱ちゃうやん!って思ったというのが正直なとこです」と笑いながら関西弁でツッコミ。だが、兵庫県明石市出身ということもあり「台本を読ませていただいて、私も阪神・淡路大震災を小学4年生で経験しているので、千波の気持ちがリンクして、涙なしでは読めなかったですし、最後はすごく温かい気持ちになりました」と振り返った。

 ○×コーナーでの「人を好きになって自分から告白できる」の設問には×の札を掲げ、「私は言えないです。墓場まで持って行きますという感じです。昔から『ザ・待つ女』と、自分の中で決めちゃって」と自身の恋愛体質を明かしていた。

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